話題のESG投資のESGってどういう意味？SDGsとの違いは？誰でも分かるESG解説TIPS

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今回のTIPSでは、今話題のESG投資でお馴染みの「ESG」について紹介致します。
最近、SDGsやESGといった様々な言葉を耳にしますね。ESGとSDGsは似ているようで実は本質的に違う、そんなポイントについて分かりやすく説明致します。

ESGとSDGsの大きな違いは、ESGは企業目線、SDGsは地球規模という目線の違いです。
ESGでは企業としての活動に対して評価される一方、SDGsは地球環境に対してどういったことをしていくべきかという論点で議論されています。

ESGとは

実のところ、ESGには明確な定義がありません。各国家、各団体の中でそれぞれ異なるESGの考え方を提唱しています。ただし、骨子となる考え方は標準化されていますので、まずはそちらから紹介致します。

ESG=Environment（環境） Social（社会） Governance（ガバナンス）

上記のように、環境・社会・ガバナンスについての指標とされています。それぞれ簡単に特徴を説明致します。

Environment（環境）

Environment（環境）は、環境問題対策についての指標となります。二酸化炭素（CO2）排出量の削減、マイクロプラスチック問題、水質汚染、再生可能エネルギーの使用（リサイクル等）、生物多様性の確保、といった様々な指標に対してどう企業がアプローチ出来ているかという目線になります。

Social（社会）

Social（社会）は、適切な労働環境の整備、ワークライフバランス、ダイバーシティ対応、地域社会への貢献、人権問題といった働き方や生き方を見直し、働き手が減少しつつある現状を解決する糸口を見出しています。

Governance（ガバナンス）

Governance（ガバナンス）は、その名の通り会社のガバナンスを見直す指標です。組織の不祥事を未然に防ぐ、リスク管理、情報開示や法令遵守。また、社会全体を通じた上での公正かつ適切な意思決定といった幅広い分野で指標化されています。

ESGの例

インターネットで、「ESGの取り組み」と検索していただくと様々な企業の取り組み紹介サイトが表示されます。
その中でも上位に表示されている３社の特設サイトを紹介致します。
是非一度ご覧になってみてください。

キャノングローバルの例

ESGの取り組み | キヤノングローバル

キヤノンの「ESGの取り組み」についてご紹介しているページです。

セブン銀行の例

ESGへの取り組み | セブン銀行

セブン銀行は、より良い社会の形成と企業の持続可能な発展のため、ESGの3つの要素である、環境（Environment)、社会(Society）、ガバナンス（Governance）に対する社会の期待や要請に「誠実」かつ「真面目」に取組み、ステークホルダーとの対話を通じて深化させていきます。

株式会社日本エスコンの例

ESGへの取り組み｜株式会社日本エスコン

ESGへの取り組みトップ｜ESGへの取り組み｜日本エスコンについて｜日本エスコンは、関西、首都圏を中心に全国で不動産の総合開発事業を展開。地域に根ざす新たな価値を、人々の暮らしを開発する「ライフ・デベロッパー」であるために、次世代を見据えた様々な開発事業を積極的に展開し、事業フィールドのさらなる拡大を目指します。