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金持ち父さん、貧乏父さんに学ぶ
今回のTIPSでは、言わずと知れた名著「金持ち父さん貧乏父さん(著:ロバートキヨサキ)」を題材に、人生を豊かにする考え方を紹介致します。
あなたは、金持ち父さんですか?それとも貧乏父さんですか?
書籍紹介
まずはこちらの書籍をご覧ください。もうお読みになった方が多いかと思いますが、ロバートキヨサキ氏の名著「金持ち父さん、貧乏父さん」です。
初めてこの本を読んだ時は衝撃でした。これまでの概念を大きく覆さたことを今でも鮮明に覚えています。
金持ち父さん 貧乏父さん
金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。
これまで漠然と考えていた、「働く」ということへの価値観が大きく見直されるキッカケとなりました。
お金を稼ぐために働くのではなく、お金には自分の為に働いてもらうという基本的な考え方を養う入門書と言っても過言ではないでしょう。
それでは早速、4つのセクションに分けてお金との向き合い方について紹介致します。
お金への考え方について
本著では、お金への考え方に警鐘が鳴らされます。日本人の多くは、お金稼ぎについて消極的な考え方を持っているのではないでしょうか。お金稼ぎとは卑しくあまり誇らしいものではないという価値観がどこかに存在していると思います。しかし、お金稼ぎとは本来素晴らしいことで、誇らしいことであるというマインドチェンジを行う必要があると訴えています。
お金への執着は悪?
金持ち父さんはお金に対し、お金がないことこそ悪の根源であると考えています。一方、貧乏父さんはお金への執着こそが諸悪の根源だと考えています。
この考え方には大きな差があり、埋めがたい亀裂が生じています。元来、鎖国文化が蔓延している日本において、一人だけ秀でた稼ぎを持つことに抵抗がある国民性が由来しているのではと考えています。(本サイト運営者の考え)
お金がある方が生活が豊かになることは明らかですが、いざお金稼ぎとなると卑しい存在に感じるのはそうした国民性が影響しているのではと考えています。
お金のメンタルブロックを外す
やはり、お金稼ぎに対するメンタルブロックを除去し、積極的にお金稼ぎについて取り組むべきだと本著は唱えます。
本来、お金をいただくということは対価の現れですので、お金を稼げば稼ぐほど、感謝されていると考えるべきです。
最も、違法な稼ぎ方は論外ですが。
お金の捉え方について
お金をどう言う存在だと考えていますか?
金持ち父さんは、お金のことを自分のために働かせる存在だと考えています。
一方で、貧乏父さんは、お金は自分の労働対価だと考えています。
とても大きな考え方の差がありますね。
労働対価とは
貧乏父さんが唱える、お金は労働対価だと言う考え方は一般的で、多くの日本人がそう信じてやまないのではないかと思います。
時給という考え方に代表されるように、自分が1時間働くと得られる対価が時給だ!という考え方ですね。
確かに、お金は労働対価であるという考え方は間違いありません。
しかし、金持ちになろうと思うと、お金が労働対価だという考え方から卒業する必要があります。
お金は、お金を生み出すために働かせる必要があるという、金持ち父さんの考え方を模倣する必要があります。
お金がお金を生み出す使い方
お金はお金を生み出す。金融サービスに代表される、お金がお金を生み出すような使い方が理想です。
あんたの人生を豊かにする一つの構成要素として、お金を部下に従える考え方をしてみませんか?
昨今話題となっている仮想通貨もひとつのお金に働かせる考え方かもしれませんね。(ギャンブル要素が強いところが痛いですが。)
過去に仮想通貨サービスについて紹介した記事がありますので、よければご覧下さい。
お金の使い方について
皆さんはお金をどういう風に使っていますか?
金持ち父さんは、資産を増やすことにお金を使い、貧乏父さんは負債を増やすことにお金を使うそうです。
あなたは、どういった使い方をしていますか?
例えば、サブスクサービスに多く加入することは資産を増やす目的ですか?それとも負債を増やす目的ですか?
負債を減らす考え方
基本的に固定の支払額を増やすことがQOL(Quolity of Life)を高める要素だと考えている方が多いと思います。Youtubeのプレミアム会員になることで広告をスキップすることが出来る!なんかは典型例だと思います。
圧倒的な収益があれば問題ありませんが、最低賃金レベルの収入でそうしたサービスに加入することは負債を増やすこと他なりませんね。
そうした少しの積み重ねが将来のお金を決めてしまうことに早期に気づく必要があります。
お金を生み出すスキームへの投資
たとえ少額であっても、不動産への投資や株式への投資といったお金を生み出すスキームへの投資を行うことで、資産を積み上げることが出来ます。(最も、失敗するリスクはありますが。)
資産へ投資をすることで、少しずつでも着実にお金がお金を生み出す流れを作り出せます。
将来の安静を祈り、お金の使い方を資産に回すようにしてみてはいかがでしょうか。
働き方について
あなたの仕事に対するスタンスはどういったものでしょうか?
金持ち父さんは、資産に繋がるビジネスを作ることに専念します。ところが、貧乏父さんは資産にはならない仕事を作ります。
分かりやすくいうと、金持ち父さんは仕組み作りに専念します。そして、貧乏父さんは属人化した職人仕事に精を出します。
お金を生み出す仕組み作り
将来、自分が老いた時にどうなっているのか?について考えてみましょう。
仕組み作りに専念した金持ち父さんは、たとえ自身が病気になっても、働けなくなっても仕組みがお金を生み出してくれます。
属人化した職人仕事からの脱却
しかし、貧乏父さんは属人化した職人仕事に精を出したため、自身が不健康になることで一気に仕事がなくなります。
お金を生み出す資産があればまだ良いものの、自身のキャッシュフローの健全性が収入に依存していて場合、一気に収入がなくなり、支出によるキャッシュフロー赤字が生じます。
そうなると、人生は後転し、行きづらい選択肢ばかりが目につきます。
職人技を否定する訳ではありませんが、凡人ほど仕組みに投資する方が良いことが示唆されています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
あなたは金持ち父さんの考え方を持っていましたか?それとも貧乏父さんの考え方を持っていましたか?
少しの気づきで人生を好転させることが出来ます。
いち早く自身の生活を変えてみましょう!
ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」に興味が湧いた方は是非ご覧担ってみてください。
金持ち父さん 貧乏父さん
金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。