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今回のTIPSでは日本の11省庁について紹介致します。
それぞれの省庁にはどういった役割があるのか、いつでも説明できる知識を持って頂けるよう分かりやすくまとめました。
(意外と、ラポールなんかをしている時に省庁の話題とかが上がりますよね。)
それでは早速紹介していきます。
総務省(そうむしょう)
総務省は、行政評価や選挙管理、通信業といった国の基本的な仕組みに関わる多様な業務を所轄しています。また、国に関わる様々なデータを収集して統計をまとめるのも総務省の仕事です。多くの国の統計データは総務省が取りまとめています。
携帯電話の帯域指定などでたびたび話題に上がりますが、そうした通信インフラに関係する重要な仕組み設計は総務省の仕事です。様々な情報を駆使し、国民の生活を守り、行政を監視しながら暮らしやすい生活を築くとても重要な役割を担っています。
法務省(ほうむしょう)
法務省は、法制度の維持や整備、人権の擁護といった様々な方面において日本の秩序を保つ役割を担っています。
法務省という名の通り、日本のお法律整備を行い、法務省の大臣には死刑執行に関する権限も与えられています。他の省庁と比較しても大きな権限が与えられているのが特徴の一つです。大規模な事件捜査なども法務省が管轄している、特別捜査部(通称、特捜部)が有名です。
外務省(がいむしょう)
外務省は、日本が国際社会においてさらなる利益を得られるために外交を行なっています。外交を通じて国際関係を築きながら、日本国民の利益を考える省庁ですが、時には国際境との対峙が必要な場合があります。海外で日本人がトラブルに巻き込まれた場合に、日本人を保護するといった役割も担っています。その他、外交政策や条約締結などを所轄しています。
財務省(ざいむしょう)
財務省とは、日本の財源確保、税制策定、税制運営といった日本の経済をあらゆる角度からマネジメントする省庁です。万が一の事態においても最小限の被害で抑えられるよう、対外的にも体内的にも様々な対策を日々講じています。国家予算の策定などとても重要な役割を担っています。
文部科学省(もんぶかがくしょう)
文部科学省は、科学技術、学術、文化、健常者スポーツといった文化、教育を通じて生涯学習を推進しています。豊かで創造的な人材を育成する基盤づくりを担っています。小学校から大学まで、振興にかかわる業務を引き受け、日本の教育レベルを高める省庁です。
厚生労働省(こうせいろうどうしょう)
厚生労働省は、社会福祉・公衆衛生・雇用・労働・年金といった社会保障に関わる業務を所轄しています。生活を健康で豊かなものにすることや、労働にかかわることは全て厚生労働省の管轄となります。待機児童問題なども厚生労働省の役割となっています。
農林水産省(のうりんすいさんしょう)
農林水産省は、色の安定供給をはじめとした、日本国民の食を支える省庁です。農業・林業・畜産業・水産業の発展やそれらに関わる人々の福祉など、一気通貫に支えるための仕組みづくりを担っています。日本の農業や畜産業を守る重要な役割です。
経済産業省(けいざいさんぎょうしょう)
経済産業省は、経済と産業に強く結びついた省庁で、資源・エネルギー管理やインフラ整備といった国内の経済及びに産業を振興する役割を持っています。
電気・ガス・水道といった重要なインフラも経済産業省の管轄となっています。
経済と産業に関わるあらゆることへの権限を持っています。
国土交通省(こくどこうつうしょう)
国土交通省は、日本国土の利用・管理・維持や交通政策、気象業務といった治安維持を所轄しています。特に交通インフラは国土交通省の専門領域です。また、陸路のみならず、水路・空路も管轄となり、運輸・観光政策、災害対策なども国土交通省が担っています。
環境省(かんきょうしょう)
環境省は、温室効果ガスへの対策や、有害廃棄物、公害などへの対策や補償を行う省庁です。原子力の安全性についても現在は環境省が所轄しています。ちなみに花粉症の飛散量を測定しているのも環境省です。
防衛省(ぼうえいしょう)
防衛省は、日本の安全を保つための省庁です。陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊を管理運営し日本の安全に貢献しています。日本が安全な状態であれば耳にすることが少ない省庁ですが、近年では尖閣諸島問題などでよく耳にすることがある省庁です。
いかがでしたでしょうか。
名前だけは知っていてもどういった役割をになっているかは曖昧な省庁がありませんでしたか?
今日から、省庁に詳しいビジネスパーソンになりましょう。