ADDRESS関数┃指定したセルの参照を文字列形式で返す(エクセル関数辞典)

excel_function_main エクセル関数辞典

Contents

ADDRESS関数

指定したセルの参照を文字列形式で返す便利な関数

概要

ADDRESS関数を使うと、行番号と列番号を指定し、ワークシートないのセルのアドレス(行・列の場所)を返してくれます。
さまざまな応用のベースとなる関数ですので抑えておきましょう。

ADDRESS関数の数式例

=ADDRESS(行番号,列番号,[参照の型],[参照形式],[シート名])

■参照の型
1または省略:絶対参照($で固定すると同義)
2:行は絶対参照、列は相対参照
3:行は相対参照、列は絶対参照
4:行も列も相対参照

例1
数式:=ADDRESS(1,1)
結果:$A$1

例2
数式:=ADDRESS(1,1,2)
結果:A$1

例3
数式:=ADDRESS(1,1,2,FALSE)
結果:R1C[1]

例4
数式:=ADDRESS(1,1,1,FALSE,"[Book1]Sheet1")
結果:'[Book1]Sheet1'!R1C1

例5
数式:=ADDRESS(1,1,1,FALSE,"Sheet2")
結果:'Sheet2'!R1C1

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