全世界でインフレが加速し、消費者の懐事情が日に日に厳しさを増している。日本ではうまい棒の値上げが大きな話題を呼んでいたが、米国でも、2月の消費者物価指数(CPI)
が前年同月比7.9%となり、40年1カ月ぶりの高い水準となった。国内ではウクライナ戦争によるコモディティ価格の上昇や、物流混乱による「狂乱物価」を心配する声も。そうした中、米連邦準備制度理事会(FRB)が3月に0.25ポイントの利上げを断行、インフレ退治に乗り出した。光熱費・家賃・食費値上がりのトリプルパンチに見舞われる米家計を救えるか。対策待ったなしの現地から報告する。
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