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市場調査の新スタンダードは「e-Stat」
あらゆる政府調査情報を横断的に検索することが出来る、「e-Stat」。とんでもなく便利なサービスがリリースされていました!
このTIPSでは、「e-Stat」を活用した、市場調査方法をご紹介致します。
今回使用するサイト
- e-Stat政府統計の総合窓口(https://www.e-stat.go.jp/)
1、活用方法
e-Statは、日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイトです。このサイトでは、これまでの政府らしいUIから解放され、直感的にデータ検索が出来る優れたサービスとなっています。特に各省のデータを横断的に検索できるあたりが使いやすいと感じられます。特に以下5つの機能はデータ分析や仮説立案、仮説検証に役立ちます。
オススメの5機能
2、キーワード検索
例えば、キーワード検索欄に「企業」と入力して検索すると以下のような結果が表示されます。
データベースが80件、ファイルが185件ヒットしました。そして、それぞれ政府統計コードと合わせて政府統計名が表示され、それぞれの詳細へのリンクが表示されています。
ここでは、さらに、一番上の政府統計コード:00200551、政府統計名:事業所・企業統計調査の詳細を選択してみます。選択するとさらに詳細な情報が見やすくまとめられ、統計データへのリンクが表示されます。
3、分野別
分野別の検索は、大きなテーマからストーリー式に選択して検索することが可能な仕組みです。全17の分野から検索することが可能です。(国土・気象、人口・世帯、労働・賃金、農林水産業、鉱工業、商業・サービス業、企業・家計・経済、住宅・土地・建設、エネルギー・水、運輸・観光、情報通信・科学技術、教育・文化・スポーツ・生活、行財政、司法・安全・環境、社会保障・衛生、国際、その他)
4、組織別
組織別の検索は、各所管の政府統計一覧を検索することが可能な仕組みです。検索可能な組織は、内閣官房、人事院、内閣府、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省が対象です。
5、ランキング
そして、最後に最近のトレンドを確認したいときによく活用するのがランキング機能です。
年次、月次、日次でランキング(検索キーワードから)を表示することができるので、どういった情報がトレンドなのかを仮定することができます。電子書籍が166回検索されているのはどうしただろう?といった疑問から仮説立案に繋げていくなど日々の頭の体操にも役立ちそうです。
6、終わり
いかがでしたか?データ検索の方法はさまざまありますが、政府が出したデータを見たい時はこの方法一択かと思います。これからも楽しいデータ検索ライフを過ごしましょう。